歯科Q&A
一般歯科についてのQ&A
Q.歯科医院で撮るレントゲン写真について教えてください。
A.主なものとしてはお口全体のレントゲン写真(パノラマ写真)と、小さな歯のレントゲン写真があります。
パノラマ写真はお口全体の病気(歯周病など)を診たりするのに使います。
また、はぐきの中にある智歯(親知らず)の状態などもよくわかり、骨の中の病気が発見できたり、顎の関節、
上顎洞(鼻の横の空洞)なども診ることができますので大局的な診察を行う場合や治療計画を立てる際に有効です。
ただ、パノラマ写真は小さな歯のレントゲン写真ほど鮮明に写らないという特性があり、
特に前歯ははっきり写らない場合が多いです。
ですから、小さなむし歯などは発見しにくく、実際に一本一本の歯を治療するためには、
パノラマ写真と併用して小さなレントゲン写真が必要となります。
Q.レントゲン撮影の影響はありますか?
A.レントゲンの撮影などで浴びる放射線の量は日常生活している時に浴びている量よりかなり少なくなっていますが、
放射線を浴びるのが少ないに越した事はないでしょう。
歯科では診断のためレントゲンを撮影する必要が出てきます。
できるだけ皆さんの負担を軽減するため、よしどめ歯科ではさらに従来の1/10というデジタルレントゲンを使用しています。
Q.なぜ治療するのに何回も通う必要があるのですか?
A.虫歯の場合見つかるのが早ければ1回?2回で詰めて終われる事が多いと思います。
虫歯が進行していて神経まで感染していたりすると根の中を掃除する必要が出てきますので、
回数が必要になってきます。
虫歯は初期では痛みなどの症状が出にくいので、
症状が出てからでは神経が悪くなっている可能性が高くなりますから、注意が必要です。
歯周病の治療も同じで、歯石のつき方や歯ぐきの状態によりクリーニングの回数が変わってきますし、
定期的なクリーニングの間隔も変わります。
Q.治療した歯(かぶせもの等)はまた虫歯になりますか?
A.かぶせ物や詰めものの下は本物の歯ですので、再び虫歯になる可能性はあります。
また、治療が必要であった歯というのは、汚れが残りやすいなどの問題が出やすい場所である事が多く、
そのためかぶせ物などの人工物が入った後はより気をつけなくてはいけない場所だといえます。
Q.昔入れた前歯のかぶせ物の歯ぐきのあたりに黒い線が見えて気になるのですが?
A.虫歯ではないとすると歯ぐきが下がってかぶせ物との境目が見えてきたために
黒い金属のラインが見えていたり、かぶせ物に使われている金属のせいで
歯自体に色がついたため境目に黒いラインが見えていたりすることが多いようです。
新しく作り直せばきれいになると思われますが、金属を使った歯を入れるとまたいずれ見えてくる可能性はあります。
よしどめ歯科では審美治療の一つとして金属を使わないでセラミックだけで作るかぶせ物も取り扱っています。
Q.保険のかぶせ物で歯を白くできますか?
A.保険では前歯の扱いになる犬歯から犬歯までは白くできます。
ですがこれはレジンというプラスチックのような材料なので、強度や耐久性の面ではセラミック等に比べるとかなり劣ります。
Q.注射は痛いですか?
A.
麻酔の時の注射の痛みには、大きく分けると針を刺すときの痛みと液が入るときの痛みがあります。
よしどめ歯科では、針を刺すときの痛みには表面麻酔を塗ったり、針のない麻酔器を使用しています。
液が入るときの痛みは液の温度を体温近くに暖め、コンピュータ制御の麻酔器を使用していますので、
だいぶ緩和されていると思います。
一般歯科についてのQ&A
Q.歯科医院で撮るレントゲン写真について教えてください。
A.主なものとしてはお口全体のレントゲン写真(パノラマ写真)と、小さな歯のレントゲン写真があります。
パノラマ写真はお口全体の病気(歯周病など)を診たりするのに使います。
また、はぐきの中にある智歯(親知らず)の状態などもよくわかり、骨の中の病気が発見できたり、顎の関節、
上顎洞(鼻の横の空洞)なども診ることができますので大局的な診察を行う場合や治療計画を立てる際に有効です。
ただ、パノラマ写真は小さな歯のレントゲン写真ほど鮮明に写らないという特性があり、
特に前歯ははっきり写らない場合が多いです。
ですから、小さなむし歯などは発見しにくく、実際に一本一本の歯を治療するためには、
パノラマ写真と併用して小さなレントゲン写真が必要となります。
Q.レントゲン撮影の影響はありますか?
A.レントゲンの撮影などで浴びる放射線の量は日常生活している時に浴びている量よりかなり少なくなっていますが、
放射線を浴びるのが少ないに越した事はないでしょう。
歯科では診断のためレントゲンを撮影する必要が出てきます。
できるだけ皆さんの負担を軽減するため、よしどめ歯科ではさらに従来の1/10というデジタルレントゲンを使用しています。
Q.なぜ治療するのに何回も通う必要があるのですか?
A.虫歯の場合見つかるのが早ければ1回?2回で詰めて終われる事が多いと思います。
虫歯が進行していて神経まで感染していたりすると根の中を掃除する必要が出てきますので、
回数が必要になってきます。
虫歯は初期では痛みなどの症状が出にくいので、
症状が出てからでは神経が悪くなっている可能性が高くなりますから、注意が必要です。
歯周病の治療も同じで、歯石のつき方や歯ぐきの状態によりクリーニングの回数が変わってきますし、
定期的なクリーニングの間隔も変わります。
Q.治療した歯(かぶせもの等)はまた虫歯になりますか?
A.かぶせ物や詰めものの下は本物の歯ですので、再び虫歯になる可能性はあります。
また、治療が必要であった歯というのは、汚れが残りやすいなどの問題が出やすい場所である事が多く、
そのためかぶせ物などの人工物が入った後はより気をつけなくてはいけない場所だといえます。
Q.昔入れた前歯のかぶせ物の歯ぐきのあたりに黒い線が見えて気になるのですが?
A.虫歯ではないとすると歯ぐきが下がってかぶせ物との境目が見えてきたために
黒い金属のラインが見えていたり、かぶせ物に使われている金属のせいで
歯自体に色がついたため境目に黒いラインが見えていたりすることが多いようです。
新しく作り直せばきれいになると思われますが、金属を使った歯を入れるとまたいずれ見えてくる可能性はあります。
よしどめ歯科では審美治療の一つとして金属を使わないでセラミックだけで作るかぶせ物も取り扱っています。
Q.保険のかぶせ物で歯を白くできますか?
A.保険では前歯の扱いになる犬歯から犬歯までは白くできます。
ですがこれはレジンというプラスチックのような材料なので、強度や耐久性の面ではセラミック等に比べるとかなり劣ります。
Q.注射は痛いですか?
A.
麻酔の時の注射の痛みには、大きく分けると針を刺すときの痛みと液が入るときの痛みがあります。
よしどめ歯科では、針を刺すときの痛みには表面麻酔を塗ったり、針のない麻酔器を使用しています。
液が入るときの痛みは液の温度を体温近くに暖め、コンピュータ制御の麻酔器を使用していますので、
だいぶ緩和されていると思います。
虫歯についてのQ&A
Q.虫歯はどうしてできるのですか?
A.日本人の約90%以上が虫歯にかかっています。虫歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク:細菌のかたまり)に、
虫歯をつくるミュータンス菌が住みつき、糖分を栄養にして酸を出します。
この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。これがむし歯のはじまりです。
むし歯は誰でもかかっているために軽くみられがちですが、
再石灰化が不可能なレベルに達したむし歯は自然のままでは元には戻りません。
治療を受け、それ以上進行しないようにするしか、歯を守る方法はありません。
Q.歯がしみるのですが、虫歯ですか?
A.歯がしみる場合まず一つは虫歯の場合です。虫歯が出来て歯に穴が開くと、そこから神経に刺激が行くようになりしみるようになります。
もう一つは歯ぐきが下がるなどして歯の根が露出してきたり、
また歯がえぐれてきて神経が外に近くなることによってしみてくるような、知覚過敏というものがあります。
しみるから即虫歯というわけではありません。
Q.「歯の神経を抜く」とはどういうことですか?
A.歯の中には血管や神経が入っている歯髄というものがあります。この歯髄が虫歯などで感染したり炎症を起こしてしまうと、取って歯の中の掃除が必要になってくる場合があります。
これを一般的に「神経を抜く」と言っています。
神経がなくなると、もしまた虫歯になった時に歯自体には痛みなどの症状が出なくなるため発見が遅くなったり、
血管がなくなると、歯に栄養が行かなくなるため歯が弱くなっていき、色も黒ずんでいきます。
強い炎症や感染症などを起こしてしまっている場合には歯髄を取らざるを得ませんので、
虫歯が進行する前に早めに治療することが必要だと思います。
Q.神経を抜いた歯が痛いのですが。
A.神経を抜く治療は歯の根っこの先で神経を切りますが、歯の周りにはまだ神経があるため、歯の周りに炎症が起こったり、化膿したりすると、歯に痛みが起こることがあります。
歯周病についてのQ&A
Q.歯周病ってどんな病気ですか?
A.歯周病(歯槽膿漏)とは、歯の周りの汚れである「歯垢(プラーク)」によって引き起こされる病気です。
歯の周囲にある歯肉や骨が歯垢の中の細菌の出す毒素によって傷害を受けて起こります。
歯肉は赤く腫れ、歯を取り囲んでいる骨は徐々に溶けていってしまいます。
長い期間かかって だんだん悪くなっていく病気です。多くの人が20代で始まります。
Q.歯周病は自分でもわかりますか?
A.成人の9割は歯周病を持つと言われていますが、気付かない人が殆どです。
そして歯周病になると、わからないうちに自分の大切な歯を失うことになります。
幸い歯周病は予防することができますし、発見が早いと治療もしやすい病気です。
次の7つのポイントを日頃から自分でチェックしてみましょう。
・歯ぐきが腫れて赤くなっている
・歯ぐきから出血がある
・常に口臭がある
・歯と歯の間に隙間ができてきた
・歯ぐきがやせて歯の根っこが見えてきた
・歯がグラグラしてくる
・歯ぐきがどことなく痛い、かゆい
Q.どのようにして歯石はつくられるのですか?
A.歯垢 (プラーク)が長い間歯についたままになっていると、
歯垢に唾液中のカルシウムなどが沈着して歯石になります。
歯石の表面は凸凹していて歯垢がたまりやすく、放置すると歯石はさらに厚く硬くなっていき、
歯肉の内側の深いところに向かって沈着します。
この歯石についた歯垢は歯を支えている歯肉や骨を刺激し、歯周病を悪化させます。
歯ブラシでは取ることができませんので、歯石除去が必要となります。
Q.最近、口臭が気になるのですが。
A.口臭の原因の多くは、舌や歯の汚れと細菌が産生する成分によると言われています。
歯石がつくことにより歯みがきで歯や歯ぐきに歯垢(プラーク)が取れなかったり、
かぶせ物や詰めものに隙間が出来て食べかすなどが詰まりやすくなったりすると、
歯ブラシでは取れずに臭いの元になったりします。
ですので、歯みがきの改善や虫歯の治療をすると、口臭は改善する可能性は高いと思います。
また、睡眠やストレス、口呼吸などで唾液が少ないと、細菌が増殖して口臭の元がたくさん作られます。
そのため、朝起きたとき、空腹のとき、緊張したときなどは、ふだん口臭の無い人でも口臭が強くなります。
Q.最近、歯を磨くと血が出るのですが。
A.歯を磨いていて出血してくる場合ほとんどが歯周病や歯肉炎で、歯ぐきが悪くなっている時です。
炎症が起こることにより歯ぐきに悪い血がたまっているため、少し触っただけで血が出てきます。
歯石などを除去して歯みがきを改善し歯ぐきが健康になれば、出血しなくなることがほとんどです。
Q.どうしたら虫歯や歯周病は防げるの?
A.虫歯や歯周病は人によってそのかかりやすさや進行度がかなり違います。
虫歯や歯周病の予防に大切な事項をいくつかあげておきます。
■歯みがき(プラークコントロール)
虫歯を予防するのは歯垢(プラーク)を落とすということが重要になってきます。
歯垢(プラーク)とは、細菌のかたまりで歯石と違い歯ブラシで落とす事が出来ます。
そのため普段の歯みがきが1番大切です。
よしどめ歯科では歯石除去などのクリーニングの治療の時に、歯垢を染めてお話するようにしています。
■歯石の除去
歯石は唾液の成分が固まって出来るものです。そのため誰でも時間がたてばたまっていきます。
歯石が付いていると歯ブラシが歯に当たらなくなるため、磨き残しが常にあることになります。歯周病では、
歯と歯肉の間にある歯周ポケットと呼ばれる溝の部分が病気が進むにつれて徐々に深くなっていきますが、
そのポケットの奥についた歯石を取ったり、歯根の表面を滑らかにしたりして治療を行います。
歯石は歯科医院で機械などを使わないと取れませんので、歯科医院での定期的な除去が必要になります。
■メインテナンス
定期的な歯石の除去や歯ブラシの指導は、虫歯や歯周病の予防に大変効果的です。
歯石除去後、歯みがきで落ちない歯の汚れを専用機器を用いてきれいにクリーニング(PMTC)していきます。
歯には細菌が集まって作るバリアのような膜(バイオフィルム)がこびりついていて、
これは通常の歯みがきではなかなか除去できません。
よしどめ歯科では、1?2ヶ月に1回、PMTCを行っております。
Q.虫歯や歯周病で全身的な病気になるんですか?
A.人間のからだは血液・リンパ腺・神経などによってすべての器官が連絡しあっています。
歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病は、細菌感染症なので、
その細菌が全身に影響を及ぼすことがわかってきました(病巣感染)。
心臓病や糖尿病、胃腸障害など、循環器や消化器系の病気の発症や進行に関係し、
歯周病が口の中だけでなく全身の健康に影響があるのです。
Q.タバコは歯の健康にも悪いのですか?
A.タバコが歯の健康(当然身体にも)によくないことはよく知られています。
タバコに含まれるニコチンには、末梢血管を収縮させる作用があります。
血管が収縮すると歯肉への酸素の供給量は減少し、
歯肉は絶えず栄養不足状態になって歯周病にかかりやすくなってしまいます。
また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、
身体にあるヘモグロビンと結合してビタミンCを大量に消費してしまいます。
さらに、タバコを吸うと細菌を殺す白血球の機能が低下して、歯肉の病気を悪化させます。
Q.親知らずがあるのですが、抜いたほうがいいのでしょうか?
A.親知らずは、他の歯が生えそろってから生える歯で、あごの骨が小さくなった現代人では、
親知らずの生えるスペースがなく、横向きになったり、歯ぐきの中にもぐったままというケースが多いです。
このような親知らずが、むし歯になったり、その異常な生え方が原因で痛みが出たり、
歯ぐきが腫れたり、他の歯に悪い影響が出たりした場合には抜いたほうがいいでしょう。
Q.抜歯治療後の注意点など教えてください。
A.ガーゼは20分くらい噛んでいて下さい。
アルコールはひかえる入浴はシャワー程度にすまてください。
抜いた所を、指や舌で触らないでください。
強いうがいや、歯ブラシは避けてください。
寝る時、抜いた側を上に向けて寝てください。
激しい運動はしないで安静にしてください。
夜更かしは避けてください。
抗生物質は決められた量を決められた時間に確実に服用してください。
刺激の強い物やアルコールの飲食は避けてください。
痛いからといって抗生物質を服用中は患部を氷などで冷やさないでください。
虫歯についてのQ&A
Q.虫歯はどうしてできるのですか?
A.日本人の約90%以上が虫歯にかかっています。虫歯は、歯の表面についた歯垢(プラーク:細菌のかたまり)に、
虫歯をつくるミュータンス菌が住みつき、糖分を栄養にして酸を出します。
この酸は歯の表面の硬いエナメル質を溶かし、その部分に穴をあけます。これがむし歯のはじまりです。
むし歯は誰でもかかっているために軽くみられがちですが、
再石灰化が不可能なレベルに達したむし歯は自然のままでは元には戻りません。
治療を受け、それ以上進行しないようにするしか、歯を守る方法はありません。
Q.歯がしみるのですが、虫歯ですか?
A.歯がしみる場合まず一つは虫歯の場合です。虫歯が出来て歯に穴が開くと、そこから神経に刺激が行くようになりしみるようになります。
もう一つは歯ぐきが下がるなどして歯の根が露出してきたり、
また歯がえぐれてきて神経が外に近くなることによってしみてくるような、知覚過敏というものがあります。
しみるから即虫歯というわけではありません。
Q.「歯の神経を抜く」とはどういうことですか?
A.歯の中には血管や神経が入っている歯髄というものがあります。この歯髄が虫歯などで感染したり炎症を起こしてしまうと、取って歯の中の掃除が必要になってくる場合があります。
これを一般的に「神経を抜く」と言っています。
神経がなくなると、もしまた虫歯になった時に歯自体には痛みなどの症状が出なくなるため発見が遅くなったり、
血管がなくなると、歯に栄養が行かなくなるため歯が弱くなっていき、色も黒ずんでいきます。
強い炎症や感染症などを起こしてしまっている場合には歯髄を取らざるを得ませんので、
虫歯が進行する前に早めに治療することが必要だと思います。
Q.神経を抜いた歯が痛いのですが。
A.神経を抜く治療は歯の根っこの先で神経を切りますが、歯の周りにはまだ神経があるため、歯の周りに炎症が起こったり、化膿したりすると、歯に痛みが起こることがあります。
歯周病についてのQ&A
Q.歯周病ってどんな病気ですか?
A.歯周病(歯槽膿漏)とは、歯の周りの汚れである「歯垢(プラーク)」によって引き起こされる病気です。
歯の周囲にある歯肉や骨が歯垢の中の細菌の出す毒素によって傷害を受けて起こります。
歯肉は赤く腫れ、歯を取り囲んでいる骨は徐々に溶けていってしまいます。
長い期間かかって だんだん悪くなっていく病気です。多くの人が20代で始まります。
Q.歯周病は自分でもわかりますか?
A.成人の9割は歯周病を持つと言われていますが、気付かない人が殆どです。
そして歯周病になると、わからないうちに自分の大切な歯を失うことになります。
幸い歯周病は予防することができますし、発見が早いと治療もしやすい病気です。
次の7つのポイントを日頃から自分でチェックしてみましょう。
・歯ぐきが腫れて赤くなっている
・歯ぐきから出血がある
・常に口臭がある
・歯と歯の間に隙間ができてきた
・歯ぐきがやせて歯の根っこが見えてきた
・歯がグラグラしてくる
・歯ぐきがどことなく痛い、かゆい
Q.どのようにして歯石はつくられるのですか?
A.歯垢 (プラーク)が長い間歯についたままになっていると、
歯垢に唾液中のカルシウムなどが沈着して歯石になります。
歯石の表面は凸凹していて歯垢がたまりやすく、放置すると歯石はさらに厚く硬くなっていき、
歯肉の内側の深いところに向かって沈着します。
この歯石についた歯垢は歯を支えている歯肉や骨を刺激し、歯周病を悪化させます。
歯ブラシでは取ることができませんので、歯石除去が必要となります。
Q.最近、口臭が気になるのですが。
A.口臭の原因の多くは、舌や歯の汚れと細菌が産生する成分によると言われています。
歯石がつくことにより歯みがきで歯や歯ぐきに歯垢(プラーク)が取れなかったり、
かぶせ物や詰めものに隙間が出来て食べかすなどが詰まりやすくなったりすると、
歯ブラシでは取れずに臭いの元になったりします。
ですので、歯みがきの改善や虫歯の治療をすると、口臭は改善する可能性は高いと思います。
また、睡眠やストレス、口呼吸などで唾液が少ないと、細菌が増殖して口臭の元がたくさん作られます。
そのため、朝起きたとき、空腹のとき、緊張したときなどは、ふだん口臭の無い人でも口臭が強くなります。
Q.最近、歯を磨くと血が出るのですが。
A.歯を磨いていて出血してくる場合ほとんどが歯周病や歯肉炎で、歯ぐきが悪くなっている時です。
炎症が起こることにより歯ぐきに悪い血がたまっているため、少し触っただけで血が出てきます。
歯石などを除去して歯みがきを改善し歯ぐきが健康になれば、出血しなくなることがほとんどです。
Q.どうしたら虫歯や歯周病は防げるの?
A.虫歯や歯周病は人によってそのかかりやすさや進行度がかなり違います。
虫歯や歯周病の予防に大切な事項をいくつかあげておきます。
■歯みがき(プラークコントロール)
虫歯を予防するのは歯垢(プラーク)を落とすということが重要になってきます。
歯垢(プラーク)とは、細菌のかたまりで歯石と違い歯ブラシで落とす事が出来ます。
そのため普段の歯みがきが1番大切です。
よしどめ歯科では歯石除去などのクリーニングの治療の時に、歯垢を染めてお話するようにしています。
■歯石の除去
歯石は唾液の成分が固まって出来るものです。そのため誰でも時間がたてばたまっていきます。
歯石が付いていると歯ブラシが歯に当たらなくなるため、磨き残しが常にあることになります。歯周病では、
歯と歯肉の間にある歯周ポケットと呼ばれる溝の部分が病気が進むにつれて徐々に深くなっていきますが、
そのポケットの奥についた歯石を取ったり、歯根の表面を滑らかにしたりして治療を行います。
歯石は歯科医院で機械などを使わないと取れませんので、歯科医院での定期的な除去が必要になります。
■メインテナンス
定期的な歯石の除去や歯ブラシの指導は、虫歯や歯周病の予防に大変効果的です。
歯石除去後、歯みがきで落ちない歯の汚れを専用機器を用いてきれいにクリーニング(PMTC)していきます。
歯には細菌が集まって作るバリアのような膜(バイオフィルム)がこびりついていて、
これは通常の歯みがきではなかなか除去できません。
よしどめ歯科では、1?2ヶ月に1回、PMTCを行っております。
Q.虫歯や歯周病で全身的な病気になるんですか?
A.人間のからだは血液・リンパ腺・神経などによってすべての器官が連絡しあっています。
歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病は、細菌感染症なので、
その細菌が全身に影響を及ぼすことがわかってきました(病巣感染)。
心臓病や糖尿病、胃腸障害など、循環器や消化器系の病気の発症や進行に関係し、
歯周病が口の中だけでなく全身の健康に影響があるのです。
Q.タバコは歯の健康にも悪いのですか?
A.タバコが歯の健康(当然身体にも)によくないことはよく知られています。
タバコに含まれるニコチンには、末梢血管を収縮させる作用があります。
血管が収縮すると歯肉への酸素の供給量は減少し、
歯肉は絶えず栄養不足状態になって歯周病にかかりやすくなってしまいます。
また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は、
身体にあるヘモグロビンと結合してビタミンCを大量に消費してしまいます。
さらに、タバコを吸うと細菌を殺す白血球の機能が低下して、歯肉の病気を悪化させます。
Q.親知らずがあるのですが、抜いたほうがいいのでしょうか?
A.親知らずは、他の歯が生えそろってから生える歯で、あごの骨が小さくなった現代人では、
親知らずの生えるスペースがなく、横向きになったり、歯ぐきの中にもぐったままというケースが多いです。
このような親知らずが、むし歯になったり、その異常な生え方が原因で痛みが出たり、
歯ぐきが腫れたり、他の歯に悪い影響が出たりした場合には抜いたほうがいいでしょう。
Q.抜歯治療後の注意点など教えてください。
A.ガーゼは20分くらい噛んでいて下さい。
アルコールはひかえる入浴はシャワー程度にすまてください。
抜いた所を、指や舌で触らないでください。
強いうがいや、歯ブラシは避けてください。
寝る時、抜いた側を上に向けて寝てください。
激しい運動はしないで安静にしてください。
夜更かしは避けてください。
抗生物質は決められた量を決められた時間に確実に服用してください。
刺激の強い物やアルコールの飲食は避けてください。
痛いからといって抗生物質を服用中は患部を氷などで冷やさないでください。
小児についてのQ&A
Q.虫歯とミュータンス菌について教えてください。
A.口の中には、常に多くの細菌が住んでいます。
その中には、むし歯の主な原因菌と言われるミュータンス菌があり、
むし歯の多い人や、むし歯になりやすい人の口の中にはミュータンス菌が多く、
その性質はむし歯の少ない人に比べてむし歯をつくりやすいと考えられています。
新生児のうちは,口の中へのミュータンス菌の感染はなく、その感染は、
本人と接する機会の多い母親からのものが多いと言われています。
Q.1歳半を過ぎても哺乳ビンが手放せないのですが、歯への影響はありますか?
A.なるべく早く止めるようにした方が良いでしょう。
広範囲にできるむし歯の原因の一つとして哺乳ビンのダラダラ使用があります。
特に寝る前や夜間の哺乳ビンの使用はむし歯を積極的につくっているようなものです。
また、口の周りの筋肉の発達を遅らせることにもなります。徐々にコップに切り替えましょう。
Q.3歳を過ぎた頃からむし歯が急に増えたみたいなのですが・・・
A.3歳頃になると、子供自身の人付き合いも広がり、
外に出て甘いものやスナック菓子を口にすることが多くなります。
乳歯はほとんど生えそろい、歯と歯の間に見えにくいむし歯が出来てくる時期でもあります。
乳歯の神経はまだ未熟なので、あまり痛みを感じることもなくむし歯の発見を遅らせる原因の一つになります。
お子さんが痛みを訴えた時には、大きなむし歯になっていることが多いのです。
定期的な健診を受けて早期発見と早期治療、家庭では歯みがきを心がけましょう。
Q.生えたばかりの歯はむし歯になりやすいのですか?
A.生えたばかりの歯の表面は、やわらかく酸に侵されやすいので、
実際に歯が生えてから表面が固くなってくる1年くらいの間にむし歯は出来やすいと言えます。
歯の質を問題にするよりも歯に汚れが付かないようにする、特に甘いものの摂り方や、
食後の歯みがきを習慣づけることの方が大切です。
Q.歯みがきをしても汚れがとれません。
A.むし歯や色素の沈着などが考えられます。色素の沈着の場合は特に問題はありません。
磨いても落ちない茶渋のような汚れは黒色色素>沈着であり、
黒いヤニのような物が歯の表面全体や歯肉との境付近に付着することがあります。
この原因は唾液や食べ物と関係があるといわれています。この場合、健康面へ影響する事はありません。
Q.子供が歯みがきを嫌がります。どうすればよいでしょう?
A.まず、歯ブラシを持って遊ぶこと(その時はお母さんが必ず見守って欲しい)からはじめ、
歯みがきが生活習慣の一部になるよう家族みんなで努力するようにしたいものです。
お母さんのひざの上で寝かせみがきをすることはスキンシップの1つでもありますので、
お子さんにとって楽しいものになるようにしてください。
Q.子どもが歯の治療をいやがります。どうすればよいでしょう?
A.恐怖心の強い子の場合は治療をいやがることがあります。
泣いていやがるときは、子どもが抱いている不安や恐怖心を取り除くことから始める場合があります。
最初は診療室に入るだけ、次は治療の椅子に座ってみる、というように少しずつ慣れさせます。
うまくできたら、大いにほめてあげてください。普段からしかるときに歯医者さんを引きあいに出すなどして、
恐怖心を植えつけることがないように注意することも大切です。
また、痛くなってからの治療は大人でもつらいものです。
日頃から予防のために通院していれば、むし歯になる危険性も低くなりますし、
万一むし歯になったとしても軽度ですので短時間の簡単な治療で済みます。
Q.乳歯のむし歯は、ほうっておいて大丈夫でしょうか?
A.乳歯のむし歯は永久歯の歯ならびを悪くします。
また、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。
このように、乳歯と永久歯は密接な関わりがあります。
乳歯のむし歯を放っておくと、
永久歯に悪い影響が出てこの先ずっと歯のことで苦しむことになりかねませんので早めの治療を心がけて下さい。
Q.歯みがき剤は使ったほうがいいのでしょうか?
A.使わなければならないことはありません。
歯みがき剤をつけた方が喜ぶようでしたら、ほんの少し付けてあげると良いでしょう。
口中泡だらけにすると、どうしても歯みがきをする時間が短くなったり、すみずみまで歯ブラシが届きません。
お母さんの仕上げみがきを十分にしようとしても、すぐにうがいをしたがるので思うようには出来ません。
ただし歯みがき剤には小さな粒子による研磨作用、洗剤と同じ様な清掃作用もあります。
さらに特殊な働きを期待するフッ素や酵素が入っているものもあります。使う時はフッ素入り歯ミガキを使いましょう。
Q.指しゃぶりを止めさせるにはどうすればよいのでしょうか?
A.3歳ぐらいまでの指しゃぶりをあまり気にすることはありません。
親と子だけの生活から、友達遊びもだんだん出来るようになります。
多くの子供は社会性が芽生えたり、他に興味の対象をみつけ、指をしゃぶる回数が減ってきて、
いつの間にか止めてしまいます。
しかし、奥歯のかみ合わせが出来てからもひどい指しゃぶりが続いているようですと、
顎の骨の発育や歯並びに悪い影響を与えますのでやめさせる必要があります。
その時に無理に止めさせるのではなく、子供自身に指しゃぶりは良くないのだという意識を持たせ、
徐々にやめていくようにします。指しゃぶりをするたびに怒ってはいけません。
Q.上唇小帯異常 とは?
A.上唇小帯は上の顎の前歯中央の二本の歯の間にあるひもで、これが短かったり、
裏側まできつく付いていると正中離開(中央の前歯の間に大きな隙間が出来る)や、口の中の自浄性を悪くし、
むし歯になりやすくなることがあります。
しかし、多くは永久歯への交換、萌出、歯槽部の発育により、小帯の付いている位置が上へ移動し、
離開も徐々に閉鎖していくので、乳歯列期では経過観察することが多いです。
また、永久歯に生え変わりの時期になっても状態に変化がない場合には切除したり形成手術をすることもあります。
Q.舌小帯異常 とは?
A.舌小帯は舌の裏側にあるひもで、
この小帯が短かったりすると舌を前へ出したときに舌の中央部がハート型にくぼむので、
診断の目安になると思います。
舌小帯が短いと舌の動きが制限されるために、発音障害や咀嚼障害を起こすこともあります。
このような障害がある場合、切除や伸展手術や舌の運動トレーニングをする場合もあります。
Q.子供が、あごが痛いと言うのですが、どうすればいいでしょうか?
A.顎関節症とは、あごの「ねんざ」と考えると分かりやすいでしょう。
「ねんざ」と同じように、痛いときは安静にすることが絶対に必要です。
痛い方の顎で、固いものを咬まない、頬杖をつかない、わざと大きな口を開けないなど気を付けましょう。
ほとんどは一時的なもので治ります。
Q.乳歯の歯並びにすき間があるのですが?
A.乳歯の歯並びには成長と共にすき間ができる(発育空隙という)のが正常です。
これは後から、乳歯より大きな永久歯が生えてくるスペース確保のためです。
最近、このすき間がないお子さんが目立ってきています。すき間がまったく無いと歯並びが悪くなる原因にもなります。
Q.子供の前歯が斜めに生えてきたけど大丈夫?
A.子供の前歯が最初からまっすぐに生えることは珍しく、たいていは斜めに生えてきたり、
隙間が開いたりします。生えかわる時期に開いて生えることを「醜いアヒルの子時代」と呼びます。
7歳頃に始まり、14歳頃の犬歯が生える頃には改善されます。
生え進んでいく過程で歯の向きやねじれは治っていく場合が多いのですが、
隙間がなくねじれている場合は自然には治りにくいかもしれません。
Q.受け口だが、そのままで治りますか?
A.幼児に自然な状態のかみ合わせをさせることは難しく、
下顎を前に突き出して咬むこともあり、実際には異常でないことも多いです。
しかし乳歯が全部生えそろう頃になっても反対のかみ合わせの場合、
一部には乳歯のうちに治療した方が良いケースもあります。
Q.子供の歯の矯正はいつ頃からすればよいですか?
A.お子さんの歯並びやかみ合わせの状態によって異なります。
通常は永久歯が生えてきてから開始することが多いですが、
一部には乳歯のうちに治療しておいた方が良いケースもあります。
ただし乳歯の早期喪失や虫歯は不正咬合を惹起する恐れがありますので、早めの処置が必要になります。
Q.ころんで歯をぶつけました。だんだん歯の色が変わってきました。
A.歯の色が変わってきたのは、打撲によって、歯の中の神経が切断され、出血したことによるものです。
また歯にヒビが入ったり、歯のまわりの骨にまで傷がおよぶこともあるので、打撲したら、すぐに診断を受けてください。
Q.ころんで歯が抜け落ちました。落ちた歯はあります。どうすればよいですか?
A.自分の歯があれば、再び抜けた所に植え込むことができます。
そのためには、できるだけ早く治療を受けましょう。抜けた歯はできるだけ乾燥させず、ついているドロなどは、
さっと水で洗う程度にして、清潔な水、または牛乳に入れて持っていきましょう。
Q.子供の詰め物がはずれやすいのはどうしてですか?
A.確かに、はずれやすく、色々問題があると思います。
1.乳歯は永久歯に比べ、歯の厚みががないため、詰め物も比較的薄くなりがちです。
そのため、機械的維持力が期待できません。
2.乳歯のつめものに使う金属は銀合金でさびやすく、セメント接着力が落ちること。
3.交換期では、歯の動揺や、隣の歯が生えて来ることにより、詰め物にはずれる力が加わること。
4.ガム、あめを食べる機会が多いこと、歯ぎしりをする子が多いことなど、これらも詰め物をはずす力となります。
5.子供は唾液が多く、つめものをセメントで留める時に汚染されやすいこと。
6.治療の時、協力が得られず、精度的に劣りやすいこと。
などがあげられます。いずれも、虫歯や歯が欠けていなければ、再度、つけ直すことができます。
Q.フッ素はいつから使用したらいいのでしょうか?
A.生え始めの歯はフッ素をよく取り込みますので、理論的には生えたら塗るということになります。
永久歯なら6歳ごろからですから子供もいやがりませんし、歯みがきもできますから、効果は高いでしょう。
乳幼児の場合、じっとしていられず、嫌がったりして、その大半が唾液で流れてしまうこともあります。
このためとくに定期的に塗る必要があります。
Q.フッ素のうがいとか、フッ素入り歯みがき剤は効果ありますか?
A.もちろんあります。フッ素の溶液でうがいをするフッ素洗口は1日1?2回で30?40%の抑制率。
継続して使えば、効果的な方法です。
フッ素入り歯みがき剤はMFP(モノフルオロン酸ナトリウム)入歯みがき剤というのがありますが、
これは歯質の強化というより、歯垢の中のむしば菌の酸を作る能力の抑制が強いようです。
フッ化ナトリウムを高濃度に含む、歯の表面に直接作用して歯質の強化をはかる歯みがき剤は毎日使用することで、
歯科医院で歯面塗布するフッ素と同じような効果をねらっています。
歯みがき剤は使用方法によりますが、15?25%の抑制率といわれています。
Q.フッ素の作用について教えてください。
A.フッ素には直接歯に作用するものと、口腔内に作用するものがあります。
1.直接歯に作用する場合、歯の表面にフルオロアパタイトを生成し、結晶性を向上させ歯を硬くすることが知られています。
また、再石灰化を促進させます。(フッ素は直接歯のエナメル質に作用して、
フルオロアパタイトという非常に酸に対して抵抗力のある物質を作り出します。
また、C1,C0程度のエナメル質にとどまっているむし歯も再石灰化によって修復されることもあります。)
2.口腔内に作用する場合、適量なフッ素が存在するとミュータンス菌の活動を抑制して、細菌の持つ酸産生能力を抑えます。
この二つの作用で、フッ素はむし歯予防に非常に有効です。
しかしフッ素を塗ったからといって歯みがきが手抜きでは逆効果です。
むし歯予防の基本はむし歯をつくらない食生活と歯みがきを中心としたケアですので、フッ素が万能薬ではありません。
Q.シーラントとはなんですか?
A.生えて間もない歯は表面のエナメル質が未成熟で、むし歯菌が作り出す酸に対する抵抗力が弱いので、
むし歯にたいへんかかりやすくなっています。
また、臼歯(奥歯)には深い溝があって、食べかすや歯垢がたまりやすく、
この溝からむし歯が非常にできやすいのです。
また上下の歯が生え揃うまでは、特に歯垢がたまりやすい状態です。
シーラントというのは、あらかじめ、この溝を合成樹脂で埋めてしまう予防処置です。
生えたばかりの歯にシーラントをきちんとしておけばむし歯を予防する効果が大きいのです。
フッ素と組み合わせることによって予防効果はさらに高まります。
Q.キシリトールとはなんですか?
A.キシリトールは白樺などの樹脂から抽出される物質に水素を加えて作られる天然素材の甘味料で、
砂糖と同程度の甘さを有しています。
むし歯はむし歯菌であるミュータンスが糖を発酵させて作る酸によって歯が溶けることが原因の一つとされていますが、
このキシリトールは殆ど酸になることがないだけでなく、むし歯菌の働きを抑える効果もあることが知られています。
ですが、食べ過ぎるとおなかがゆるくなる事があります。ただし汚れがとれる訳ではなく、歯みがきの代わりにはなりません。
Q.キシリトールって歯にいいのですか?
A.キシリトールは、多くの野菜や果実に含まれている天然の甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがあります。
カロリーは砂糖の1/4ほどで、血糖値に影響をあたえない為、
以前より糖尿病の患者さん向けに医療品原材料として使われております。
砂糖等の糖分と違い、口の中で「むし歯菌」に代謝されず、菌は歯を溶かす酸をつくれません。
酸ができにくくなると、むし歯菌の住みかである「プラーク」は歯みがきすると落ちやすくなります。
また、むし歯菌の発育を抑えたり、エナメル質の再活性化にも効果があると言われています。
小児についてのQ&A
Q.虫歯とミュータンス菌について教えてください。
A.口の中には、常に多くの細菌が住んでいます。
その中には、むし歯の主な原因菌と言われるミュータンス菌があり、
むし歯の多い人や、むし歯になりやすい人の口の中にはミュータンス菌が多く、
その性質はむし歯の少ない人に比べてむし歯をつくりやすいと考えられています。
新生児のうちは,口の中へのミュータンス菌の感染はなく、その感染は、
本人と接する機会の多い母親からのものが多いと言われています。
Q.1歳半を過ぎても哺乳ビンが手放せないのですが、歯への影響はありますか?
A.なるべく早く止めるようにした方が良いでしょう。
広範囲にできるむし歯の原因の一つとして哺乳ビンのダラダラ使用があります。
特に寝る前や夜間の哺乳ビンの使用はむし歯を積極的につくっているようなものです。
また、口の周りの筋肉の発達を遅らせることにもなります。徐々にコップに切り替えましょう。
Q.3歳を過ぎた頃からむし歯が急に増えたみたいなのですが・・・
A.3歳頃になると、子供自身の人付き合いも広がり、
外に出て甘いものやスナック菓子を口にすることが多くなります。
乳歯はほとんど生えそろい、歯と歯の間に見えにくいむし歯が出来てくる時期でもあります。
乳歯の神経はまだ未熟なので、あまり痛みを感じることもなくむし歯の発見を遅らせる原因の一つになります。
お子さんが痛みを訴えた時には、大きなむし歯になっていることが多いのです。
定期的な健診を受けて早期発見と早期治療、家庭では歯みがきを心がけましょう。
Q.生えたばかりの歯はむし歯になりやすいのですか?
A.生えたばかりの歯の表面は、やわらかく酸に侵されやすいので、
実際に歯が生えてから表面が固くなってくる1年くらいの間にむし歯は出来やすいと言えます。
歯の質を問題にするよりも歯に汚れが付かないようにする、特に甘いものの摂り方や、
食後の歯みがきを習慣づけることの方が大切です。
Q.歯みがきをしても汚れがとれません。
A.むし歯や色素の沈着などが考えられます。色素の沈着の場合は特に問題はありません。
磨いても落ちない茶渋のような汚れは黒色色素>沈着であり、
黒いヤニのような物が歯の表面全体や歯肉との境付近に付着することがあります。
この原因は唾液や食べ物と関係があるといわれています。この場合、健康面へ影響する事はありません。
Q.子供が歯みがきを嫌がります。どうすればよいでしょう?
A.まず、歯ブラシを持って遊ぶこと(その時はお母さんが必ず見守って欲しい)からはじめ、
歯みがきが生活習慣の一部になるよう家族みんなで努力するようにしたいものです。
お母さんのひざの上で寝かせみがきをすることはスキンシップの1つでもありますので、
お子さんにとって楽しいものになるようにしてください。
Q.子どもが歯の治療をいやがります。どうすればよいでしょう?
A.恐怖心の強い子の場合は治療をいやがることがあります。
泣いていやがるときは、子どもが抱いている不安や恐怖心を取り除くことから始める場合があります。
最初は診療室に入るだけ、次は治療の椅子に座ってみる、というように少しずつ慣れさせます。
うまくできたら、大いにほめてあげてください。普段からしかるときに歯医者さんを引きあいに出すなどして、
恐怖心を植えつけることがないように注意することも大切です。
また、痛くなってからの治療は大人でもつらいものです。
日頃から予防のために通院していれば、むし歯になる危険性も低くなりますし、
万一むし歯になったとしても軽度ですので短時間の簡単な治療で済みます。
Q.乳歯のむし歯は、ほうっておいて大丈夫でしょうか?
A.乳歯のむし歯は永久歯の歯ならびを悪くします。
また、かみ合わせが悪くなる(不正咬合)原因にもなります。
このように、乳歯と永久歯は密接な関わりがあります。
乳歯のむし歯を放っておくと、
永久歯に悪い影響が出てこの先ずっと歯のことで苦しむことになりかねませんので早めの治療を心がけて下さい。
Q.歯みがき剤は使ったほうがいいのでしょうか?
A.使わなければならないことはありません。
歯みがき剤をつけた方が喜ぶようでしたら、ほんの少し付けてあげると良いでしょう。
口中泡だらけにすると、どうしても歯みがきをする時間が短くなったり、すみずみまで歯ブラシが届きません。
お母さんの仕上げみがきを十分にしようとしても、すぐにうがいをしたがるので思うようには出来ません。
ただし歯みがき剤には小さな粒子による研磨作用、洗剤と同じ様な清掃作用もあります。
さらに特殊な働きを期待するフッ素や酵素が入っているものもあります。使う時はフッ素入り歯ミガキを使いましょう。
Q.指しゃぶりを止めさせるにはどうすればよいのでしょうか?
A.3歳ぐらいまでの指しゃぶりをあまり気にすることはありません。
親と子だけの生活から、友達遊びもだんだん出来るようになります。
多くの子供は社会性が芽生えたり、他に興味の対象をみつけ、指をしゃぶる回数が減ってきて、
いつの間にか止めてしまいます。
しかし、奥歯のかみ合わせが出来てからもひどい指しゃぶりが続いているようですと、
顎の骨の発育や歯並びに悪い影響を与えますのでやめさせる必要があります。
その時に無理に止めさせるのではなく、子供自身に指しゃぶりは良くないのだという意識を持たせ、
徐々にやめていくようにします。指しゃぶりをするたびに怒ってはいけません。
Q.上唇小帯異常 とは?
A.上唇小帯は上の顎の前歯中央の二本の歯の間にあるひもで、これが短かったり、
裏側まできつく付いていると正中離開(中央の前歯の間に大きな隙間が出来る)や、口の中の自浄性を悪くし、
むし歯になりやすくなることがあります。
しかし、多くは永久歯への交換、萌出、歯槽部の発育により、小帯の付いている位置が上へ移動し、
離開も徐々に閉鎖していくので、乳歯列期では経過観察することが多いです。
また、永久歯に生え変わりの時期になっても状態に変化がない場合には切除したり形成手術をすることもあります。
Q.舌小帯異常 とは?
A.舌小帯は舌の裏側にあるひもで、
この小帯が短かったりすると舌を前へ出したときに舌の中央部がハート型にくぼむので、
診断の目安になると思います。
舌小帯が短いと舌の動きが制限されるために、発音障害や咀嚼障害を起こすこともあります。
このような障害がある場合、切除や伸展手術や舌の運動トレーニングをする場合もあります。
Q.子供が、あごが痛いと言うのですが、どうすればいいでしょうか?
A.顎関節症とは、あごの「ねんざ」と考えると分かりやすいでしょう。
「ねんざ」と同じように、痛いときは安静にすることが絶対に必要です。
痛い方の顎で、固いものを咬まない、頬杖をつかない、わざと大きな口を開けないなど気を付けましょう。
ほとんどは一時的なもので治ります。
Q.乳歯の歯並びにすき間があるのですが?
A.乳歯の歯並びには成長と共にすき間ができる(発育空隙という)のが正常です。
これは後から、乳歯より大きな永久歯が生えてくるスペース確保のためです。
最近、このすき間がないお子さんが目立ってきています。すき間がまったく無いと歯並びが悪くなる原因にもなります。
Q.子供の前歯が斜めに生えてきたけど大丈夫?
A.子供の前歯が最初からまっすぐに生えることは珍しく、たいていは斜めに生えてきたり、
隙間が開いたりします。生えかわる時期に開いて生えることを「醜いアヒルの子時代」と呼びます。
7歳頃に始まり、14歳頃の犬歯が生える頃には改善されます。
生え進んでいく過程で歯の向きやねじれは治っていく場合が多いのですが、
隙間がなくねじれている場合は自然には治りにくいかもしれません。
Q.受け口だが、そのままで治りますか?
A.幼児に自然な状態のかみ合わせをさせることは難しく、
下顎を前に突き出して咬むこともあり、実際には異常でないことも多いです。
しかし乳歯が全部生えそろう頃になっても反対のかみ合わせの場合、
一部には乳歯のうちに治療した方が良いケースもあります。
Q.子供の歯の矯正はいつ頃からすればよいですか?
A.お子さんの歯並びやかみ合わせの状態によって異なります。
通常は永久歯が生えてきてから開始することが多いですが、
一部には乳歯のうちに治療しておいた方が良いケースもあります。
ただし乳歯の早期喪失や虫歯は不正咬合を惹起する恐れがありますので、早めの処置が必要になります。
Q.ころんで歯をぶつけました。だんだん歯の色が変わってきました。
A.歯の色が変わってきたのは、打撲によって、歯の中の神経が切断され、出血したことによるものです。
また歯にヒビが入ったり、歯のまわりの骨にまで傷がおよぶこともあるので、打撲したら、すぐに診断を受けてください。
Q.ころんで歯が抜け落ちました。落ちた歯はあります。どうすればよいですか?
A.自分の歯があれば、再び抜けた所に植え込むことができます。
そのためには、できるだけ早く治療を受けましょう。抜けた歯はできるだけ乾燥させず、ついているドロなどは、
さっと水で洗う程度にして、清潔な水、または牛乳に入れて持っていきましょう。
Q.子供の詰め物がはずれやすいのはどうしてですか?
A.確かに、はずれやすく、色々問題があると思います。
1.乳歯は永久歯に比べ、歯の厚みががないため、詰め物も比較的薄くなりがちです。
そのため、機械的維持力が期待できません。
2.乳歯のつめものに使う金属は銀合金でさびやすく、セメント接着力が落ちること。
3.交換期では、歯の動揺や、隣の歯が生えて来ることにより、詰め物にはずれる力が加わること。
4.ガム、あめを食べる機会が多いこと、歯ぎしりをする子が多いことなど、これらも詰め物をはずす力となります。
5.子供は唾液が多く、つめものをセメントで留める時に汚染されやすいこと。
6.治療の時、協力が得られず、精度的に劣りやすいこと。
などがあげられます。いずれも、虫歯や歯が欠けていなければ、再度、つけ直すことができます。
Q.フッ素はいつから使用したらいいのでしょうか?
A.生え始めの歯はフッ素をよく取り込みますので、理論的には生えたら塗るということになります。
永久歯なら6歳ごろからですから子供もいやがりませんし、歯みがきもできますから、効果は高いでしょう。
乳幼児の場合、じっとしていられず、嫌がったりして、その大半が唾液で流れてしまうこともあります。
このためとくに定期的に塗る必要があります。
Q.フッ素のうがいとか、フッ素入り歯みがき剤は効果ありますか?
A.もちろんあります。フッ素の溶液でうがいをするフッ素洗口は1日1?2回で30?40%の抑制率。
継続して使えば、効果的な方法です。
フッ素入り歯みがき剤はMFP(モノフルオロン酸ナトリウム)入歯みがき剤というのがありますが、
これは歯質の強化というより、歯垢の中のむしば菌の酸を作る能力の抑制が強いようです。
フッ化ナトリウムを高濃度に含む、歯の表面に直接作用して歯質の強化をはかる歯みがき剤は毎日使用することで、
歯科医院で歯面塗布するフッ素と同じような効果をねらっています。
歯みがき剤は使用方法によりますが、15?25%の抑制率といわれています。
Q.フッ素の作用について教えてください。
A.フッ素には直接歯に作用するものと、口腔内に作用するものがあります。
1.直接歯に作用する場合、歯の表面にフルオロアパタイトを生成し、結晶性を向上させ歯を硬くすることが知られています。
また、再石灰化を促進させます。(フッ素は直接歯のエナメル質に作用して、
フルオロアパタイトという非常に酸に対して抵抗力のある物質を作り出します。
また、C1,C0程度のエナメル質にとどまっているむし歯も再石灰化によって修復されることもあります。)
2.口腔内に作用する場合、適量なフッ素が存在するとミュータンス菌の活動を抑制して、細菌の持つ酸産生能力を抑えます。
この二つの作用で、フッ素はむし歯予防に非常に有効です。
しかしフッ素を塗ったからといって歯みがきが手抜きでは逆効果です。
むし歯予防の基本はむし歯をつくらない食生活と歯みがきを中心としたケアですので、フッ素が万能薬ではありません。
Q.シーラントとはなんですか?
A.生えて間もない歯は表面のエナメル質が未成熟で、むし歯菌が作り出す酸に対する抵抗力が弱いので、
むし歯にたいへんかかりやすくなっています。
また、臼歯(奥歯)には深い溝があって、食べかすや歯垢がたまりやすく、
この溝からむし歯が非常にできやすいのです。
また上下の歯が生え揃うまでは、特に歯垢がたまりやすい状態です。
シーラントというのは、あらかじめ、この溝を合成樹脂で埋めてしまう予防処置です。
生えたばかりの歯にシーラントをきちんとしておけばむし歯を予防する効果が大きいのです。
フッ素と組み合わせることによって予防効果はさらに高まります。
Q.キシリトールとはなんですか?
A.キシリトールは白樺などの樹脂から抽出される物質に水素を加えて作られる天然素材の甘味料で、
砂糖と同程度の甘さを有しています。
むし歯はむし歯菌であるミュータンスが糖を発酵させて作る酸によって歯が溶けることが原因の一つとされていますが、
このキシリトールは殆ど酸になることがないだけでなく、むし歯菌の働きを抑える効果もあることが知られています。
ですが、食べ過ぎるとおなかがゆるくなる事があります。ただし汚れがとれる訳ではなく、歯みがきの代わりにはなりません。
Q.キシリトールって歯にいいのですか?
A.キシリトールは、多くの野菜や果実に含まれている天然の甘味料で、砂糖と同じくらいの甘さがあります。
カロリーは砂糖の1/4ほどで、血糖値に影響をあたえない為、
以前より糖尿病の患者さん向けに医療品原材料として使われております。
砂糖等の糖分と違い、口の中で「むし歯菌」に代謝されず、菌は歯を溶かす酸をつくれません。
酸ができにくくなると、むし歯菌の住みかである「プラーク」は歯みがきすると落ちやすくなります。
また、むし歯菌の発育を抑えたり、エナメル質の再活性化にも効果があると言われています。
妊婦についてのQ&A
Q.妊娠中に歯が悪くなりやすいというのは本当ですか?
A.昔から「一子を生めば一歯を失う」と言われるように、妊娠中に歯の健康を損なう人が多いようです。しかしこれは赤ちゃんにカルシウムを取られたから歯が悪くなるではありません。 妊娠すると歯が悪くなるのは、妊娠によるホルモンの変調やライフスタイルの変化が原因していることが多いようです。つわりで歯みがきをするのがおっくうになったり、食事や間食の回数が増えてお口の中の環境が悪くなったりすることで、むし歯や歯周病が悪化するのです。 この時期のお口の健康管理は特に大切です。基本的には、規則正しい生活をし、お口の中を清潔に保つことを心がけることが大切です。妊娠初期でつわりがある場合には、体調の良い時に短時間の歯みがきを1日に何度も行ってみてはいかがでしょうか。また、出産が近くなると治療が難しくなりますし、出産後は育児で忙しくなかなか治療に行けなくなる場合が多くなりますので、妊娠中期になったら治療を受けましょう。Q.妊娠中に歯の治療は可能ですか?
A.基本的にはほとんどの治療が可能です。歯科で使用するレントゲンや麻酔なども心配ありません。できれば安定期に入ってから治療を受けられた方がより安心でしょう。Q.妊娠中の歯科治療の時期について
A.原則的に行ってはいけない時期はありません。しかし、妊娠14週までは流産の多い時期のため通院などの負担を考えると避けた方がよいでしょう。15週目以降の比較的安定した時期に治療をすることをお勧めします。14週目以前であれば、応急処置にとどめ、あらためて安定期に通院することを考えても良いでしょう。妊婦についてのQ&A
Q.妊娠中に歯が悪くなりやすいというのは本当ですか?
A.昔から「一子を生めば一歯を失う」と言われるように、妊娠中に歯の健康を損なう人が多いようです。しかしこれは赤ちゃんにカルシウムを取られたから歯が悪くなるではありません。 妊娠すると歯が悪くなるのは、妊娠によるホルモンの変調やライフスタイルの変化が原因していることが多いようです。つわりで歯みがきをするのがおっくうになったり、食事や間食の回数が増えてお口の中の環境が悪くなったりすることで、むし歯や歯周病が悪化するのです。 この時期のお口の健康管理は特に大切です。基本的には、規則正しい生活をし、お口の中を清潔に保つことを心がけることが大切です。妊娠初期でつわりがある場合には、体調の良い時に短時間の歯みがきを1日に何度も行ってみてはいかがでしょうか。また、出産が近くなると治療が難しくなりますし、出産後は育児で忙しくなかなか治療に行けなくなる場合が多くなりますので、妊娠中期になったら治療を受けましょう。Q.妊娠中に歯の治療は可能ですか?
A.基本的にはほとんどの治療が可能です。歯科で使用するレントゲンや麻酔なども心配ありません。できれば安定期に入ってから治療を受けられた方がより安心でしょう。Q.妊娠中の歯科治療の時期について
A.原則的に行ってはいけない時期はありません。しかし、妊娠14週までは流産の多い時期のため通院などの負担を考えると避けた方がよいでしょう。15週目以降の比較的安定した時期に治療をすることをお勧めします。14週目以前であれば、応急処置にとどめ、あらためて安定期に通院することを考えても良いでしょう。義歯についてのQ&A
Q.入れ歯が割れてしまいましたが、応急処置として接着剤で修理してもいいですか?
A.接着剤を使ってしまいますと修理が困難になりますので、そのままの状態で受診して下さい。仮の歯や差し歯がとれた場合も同様です。
Q.入れ歯ができあがったのですが、痛くてかめません。
A.精密な型をとり、きちんと作った入れ歯でも入れた日から何でもかめると言うわけにはいかないものです。痛いところを削ってもらったり、かみ合わせをあわせたり、いろいろ調整をして初めて自分のものになります。ですから、最初はやわらかいものから食べはじめて、慣らしていくようにするとよいでしょう。調子が悪い時は我慢しないで必ず調整に来て下さい。
Q.入れ歯ははずす時、どのように保管したらいいでしょうか?
A.入れ歯は乾燥すると変形したりすることがありますので、はずすときは汚れを落として、義歯洗浄剤につけておいたほうがよいでしょう。一般的には、歯肉を休めるためにも就寝中は入れ歯ははずしておくほうがいいのですが、かみ合わせの状態などから、入れたままにしないといけない場合もあります。
Q.入れ歯のバネが見えてしまい、見栄えがわるいのですが?
A.部分入れ歯の場合、口の中で安定して使えるようにするには、歯にかけるバネが必要です。このおかげで入れ歯がはずれず、うまく物が噛めるのです。しかし、とくに前歯にバネがかかると見栄えが悪いものです。場合によってはバネのかわりに特殊な装置を使って、見栄えや安定感、かみごたえを良くすることができます。
義歯についてのQ&A
Q.入れ歯が割れてしまいましたが、応急処置として接着剤で修理してもいいですか?
A.接着剤を使ってしまいますと修理が困難になりますので、そのままの状態で受診して下さい。仮の歯や差し歯がとれた場合も同様です。
Q.入れ歯ができあがったのですが、痛くてかめません。
A.精密な型をとり、きちんと作った入れ歯でも入れた日から何でもかめると言うわけにはいかないものです。痛いところを削ってもらったり、かみ合わせをあわせたり、いろいろ調整をして初めて自分のものになります。ですから、最初はやわらかいものから食べはじめて、慣らしていくようにするとよいでしょう。調子が悪い時は我慢しないで必ず調整に来て下さい。
Q.入れ歯ははずす時、どのように保管したらいいでしょうか?
A.入れ歯は乾燥すると変形したりすることがありますので、はずすときは汚れを落として、義歯洗浄剤につけておいたほうがよいでしょう。一般的には、歯肉を休めるためにも就寝中は入れ歯ははずしておくほうがいいのですが、かみ合わせの状態などから、入れたままにしないといけない場合もあります。
Q.入れ歯のバネが見えてしまい、見栄えがわるいのですが?
A.部分入れ歯の場合、口の中で安定して使えるようにするには、歯にかけるバネが必要です。このおかげで入れ歯がはずれず、うまく物が噛めるのです。しかし、とくに前歯にバネがかかると見栄えが悪いものです。場合によってはバネのかわりに特殊な装置を使って、見栄えや安定感、かみごたえを良くすることができます。
その他のQ&A
Q.最近よく口内炎ができ、痛くて食べにくいです。何か予防法はないでしょうか?
A.口の中の粘膜が赤くただれて炎症を起こしている状態を総称して『口内炎』といいますが、世間一般で「口内炎」と呼ばれているのは『アフタ性口内炎』である場合が多いと思います。 『アフタ』とは口の中の粘膜にできる直径2ミリから1センチ程度の境界が明瞭な小潰瘍で、表面をさわったり、飲食物の刺激などが加わると激しい痛みを生じます。発症の仕組みは不明ですが、できやすい状況は、栄養の偏り、ビタミン不足、睡眠不足、過労、お酒の飲み過ぎ、ストレス、不十分な歯みがき、月経不順、胃腸障害などです。 予防のポイントとしては
〈1〉普段からバランスの良い食事をとる
〈2〉過労や偏食を避け、ストレスをためない
〈3〉正しいブラッシングで、口腔内を清潔にしておく
〈4〉ビタミン不足に留意し、香辛料、たばこ、お酒を控え、十分な睡眠を取り、体調を整える
などがあげられます。 治療は、軟膏を塗布したり、レーザーを使いますと比較的早く消退します。
Q.歯ぎしりをするのですが、このままにしておいていいでしょうか?
A.歯ぎしりをするときにはとても強い力が働きます。そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。歯根の部分にも大きな影響を及ぼします。そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に違和感のある方はチェックを受けて下さい。
Q.顎関節症(がくかんせつしょう)ってどんな病気ですか?
A.腕や足と同様にアゴにも関節があります。耳の穴のすぐ前に指を当てて口を開閉すると動く部分が顎関節のある位置です。この顎関節の周辺に以下のような症状がいくつか認められるものを指して顎関節症といいます。
・以前に比べて口が開きにくくなった。
・開けようとしたり、閉じようとしたりするときに痛みを感じる。または、なにもしなくても痛みを感じる時がある。
・食事中や普通に口を開けるだけでも耳の前のあたりからポキッとかミシッと音がする。
顎関節症の原因は噛み合わせや歯ぎしり、ストレスなどさまざまです。最近ではこれらの原因のいくつかが積み重なって起きると考えられています。また、個人個人の耐久力は差がありますので、耐久力を超える原因因子が組み合わさった時に顎関節症は発症すると考えられています。 顎関節症の治療はマウスピースみたいなものを装着して行うスプリント療法、薬物療法、関節の運動訓練などを組み合わせて行いますが、場合によっては、歯並びの矯正、関節への注射、手術などが必要な場合もあります。また、顎関節症の疑いのある方は、病気の元となる因子の除去が必要ですから、例えば大きく口を開けないとか、あまり噛みごたえのあるものを控えるなど、顎関節やまわりの筋肉に負担をかけないように気を付けることが大切です。 顎関節症を治療しないで放置すると、不自然な噛み方を続けたために両方ともおかしくなってくることもあり、快適な生活が営めないことから、不安感が高まって精神的にも疲れてしまう場合もあるようです。まず、心当たりの原因除去に努められ、1週間ほど様子をみて症状が改善しないようなら、直接ご相談下さい。
その他のQ&A
Q.最近よく口内炎ができ、痛くて食べにくいです。何か予防法はないでしょうか?
A.口の中の粘膜が赤くただれて炎症を起こしている状態を総称して『口内炎』といいますが、世間一般で「口内炎」と呼ばれているのは『アフタ性口内炎』である場合が多いと思います。 『アフタ』とは口の中の粘膜にできる直径2ミリから1センチ程度の境界が明瞭な小潰瘍で、表面をさわったり、飲食物の刺激などが加わると激しい痛みを生じます。発症の仕組みは不明ですが、できやすい状況は、栄養の偏り、ビタミン不足、睡眠不足、過労、お酒の飲み過ぎ、ストレス、不十分な歯みがき、月経不順、胃腸障害などです。 予防のポイントとしては
〈1〉普段からバランスの良い食事をとる
〈2〉過労や偏食を避け、ストレスをためない
〈3〉正しいブラッシングで、口腔内を清潔にしておく
〈4〉ビタミン不足に留意し、香辛料、たばこ、お酒を控え、十分な睡眠を取り、体調を整える
などがあげられます。 治療は、軟膏を塗布したり、レーザーを使いますと比較的早く消退します。
Q.歯ぎしりをするのですが、このままにしておいていいでしょうか?
A.歯ぎしりをするときにはとても強い力が働きます。そのため、歯の表面がすり減ったり、時には歯が欠けたりすることもあります。歯根の部分にも大きな影響を及ぼします。そうなる前に、家族などから歯ぎしりを指摘される方、朝起きたときにあごや歯に違和感のある方はチェックを受けて下さい。
Q.顎関節症(がくかんせつしょう)ってどんな病気ですか?
A.腕や足と同様にアゴにも関節があります。耳の穴のすぐ前に指を当てて口を開閉すると動く部分が顎関節のある位置です。この顎関節の周辺に以下のような症状がいくつか認められるものを指して顎関節症といいます。
・以前に比べて口が開きにくくなった。
・開けようとしたり、閉じようとしたりするときに痛みを感じる。または、なにもしなくても痛みを感じる時がある。
・食事中や普通に口を開けるだけでも耳の前のあたりからポキッとかミシッと音がする。
顎関節症の原因は噛み合わせや歯ぎしり、ストレスなどさまざまです。最近ではこれらの原因のいくつかが積み重なって起きると考えられています。また、個人個人の耐久力は差がありますので、耐久力を超える原因因子が組み合わさった時に顎関節症は発症すると考えられています。 顎関節症の治療はマウスピースみたいなものを装着して行うスプリント療法、薬物療法、関節の運動訓練などを組み合わせて行いますが、場合によっては、歯並びの矯正、関節への注射、手術などが必要な場合もあります。また、顎関節症の疑いのある方は、病気の元となる因子の除去が必要ですから、例えば大きく口を開けないとか、あまり噛みごたえのあるものを控えるなど、顎関節やまわりの筋肉に負担をかけないように気を付けることが大切です。 顎関節症を治療しないで放置すると、不自然な噛み方を続けたために両方ともおかしくなってくることもあり、快適な生活が営めないことから、不安感が高まって精神的にも疲れてしまう場合もあるようです。まず、心当たりの原因除去に努められ、1週間ほど様子をみて症状が改善しないようなら、直接ご相談下さい。
オールセラミッククラウンについてのQ&A
Q.オールセラミッククラウンとはなんですか?
A.まったく金属を使わずセラミックのみで欠けた歯や、虫歯を削り取ったあとを修復する新しい歯冠修復法です。
Q.虫歯の治療で金属歯を入れたのですが、それも付け替えられますか?
A.古く見苦しくなったさし歯や金属歯を治療・交換できますし、オールセラミック完成までの間、白い仮歯を用いるので治療期間中も見苦しくなく、クリーンで快適な状態でいられます。
Q.治療した歯だけ不自然になったりしませんか?
A.使われているセラミックは、材質が優れているので患者に合わせた寸法通りの歯ができ、天然歯に近い輝きを持つので、違和感ありません。 その上、デジタルカメラ等を用いて口の中を撮影し、他の歯とバランスを考えてセラミッククラウンを作るので、全体的に自然な感じを与え調和のとれた歯並び、口元になります。
オールセラミッククラウンについてのQ&A
Q.オールセラミッククラウンとはなんですか?
A.まったく金属を使わずセラミックのみで欠けた歯や、虫歯を削り取ったあとを修復する新しい歯冠修復法です。
Q.虫歯の治療で金属歯を入れたのですが、それも付け替えられますか?
A.古く見苦しくなったさし歯や金属歯を治療・交換できますし、オールセラミック完成までの間、白い仮歯を用いるので治療期間中も見苦しくなく、クリーンで快適な状態でいられます。
Q.治療した歯だけ不自然になったりしませんか?
A.使われているセラミックは、材質が優れているので患者に合わせた寸法通りの歯ができ、天然歯に近い輝きを持つので、違和感ありません。 その上、デジタルカメラ等を用いて口の中を撮影し、他の歯とバランスを考えてセラミッククラウンを作るので、全体的に自然な感じを与え調和のとれた歯並び、口元になります。
セラミックインレーについてのQ&A
Q.セラミックインレーって、どんなものなのですか?
A.周りの人、あるいは自分の奥歯を眺めてみてください。奥歯に、金属の詰め物がある人がいると思います。この奥歯の金属の代わりに、歯と同じ色で目立たないもので置き換えることができたら、すばらしいと思いませんか?この希望を叶える一番確実な方法が、セラミックインレーなのです。目立つ金属の詰め物を取り出し、その後を綺麗に整形した後、歯とほとんど区別が付かない高品質のセラミック片を詰め込みます。正常の歯とほとんど区別が付かないほどの綺麗な奥歯に生まれ変わります。
Q.セラミックインレーにしたら、一生もちますか?
A.半永久的に変色のしない材質を使用しておりますので変色の心配はありませんが、つめた所の周りから虫歯になってしまうこともあります。その場合はまた作り直さなければならないこともありますので、虫歯にならないように歯みがきをしっかりすることも大切です。
Q.金属アレルギーなんですが、大丈夫ですか?
A.セラミックはガラス質の陶材で身体に優しい材料ですので、アレルギーなどのトラブルはほとんどありません。
セラミックインレーについてのQ&A
Q.セラミックインレーって、どんなものなのですか?
A.周りの人、あるいは自分の奥歯を眺めてみてください。奥歯に、金属の詰め物がある人がいると思います。この奥歯の金属の代わりに、歯と同じ色で目立たないもので置き換えることができたら、すばらしいと思いませんか?この希望を叶える一番確実な方法が、セラミックインレーなのです。目立つ金属の詰め物を取り出し、その後を綺麗に整形した後、歯とほとんど区別が付かない高品質のセラミック片を詰め込みます。正常の歯とほとんど区別が付かないほどの綺麗な奥歯に生まれ変わります。
Q.セラミックインレーにしたら、一生もちますか?
A.半永久的に変色のしない材質を使用しておりますので変色の心配はありませんが、つめた所の周りから虫歯になってしまうこともあります。その場合はまた作り直さなければならないこともありますので、虫歯にならないように歯みがきをしっかりすることも大切です。
Q.金属アレルギーなんですが、大丈夫ですか?
A.セラミックはガラス質の陶材で身体に優しい材料ですので、アレルギーなどのトラブルはほとんどありません。
ラミネートべニアについてのQ&A
Q.歯の色が気になるのですが、いい方法はありますか?
A.歯の変色が強い場合はラミネートべニアを行います。ラミネートベニアはあまり歯を削りたくないという方向けの処置法です。歯の前の面だけを0.3から0.7mmぐらいりんごの皮をむくように薄くけずって、そこにセラミックなどを接着します。色は自由に選べます。隙間のある歯列などもこの方法で治すことができます。
ラミネートべニアについてのQ&A
Q.歯の色が気になるのですが、いい方法はありますか?
A.歯の変色が強い場合はラミネートべニアを行います。ラミネートベニアはあまり歯を削りたくないという方向けの処置法です。歯の前の面だけを0.3から0.7mmぐらいりんごの皮をむくように薄くけずって、そこにセラミックなどを接着します。色は自由に選べます。隙間のある歯列などもこの方法で治すことができます。
インプラントについてのQ&A
Q.インプラントの手術は痛いですか?腫れますか?
A.口の中だけの局所麻酔をするので、手術中の痛みはありません。 ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くない訳ではありません。 手術後に痛みや腫れが出る場合がありますが通常はすぐに治まります。
Q.インプラント体は何でできてるの?
A.インプラント体は、チタンの表面にハイドロキシアパタイトを使用したもの(カルシテックHAインプラント)です。
Q.インプラントは安全?
A.手術前の診査、準備、除菌システム等充分な準備で行う処理なので心配はいりません。 現在全世界で成功率は97%ぐらいと言われています。
Q.どのくらいもつの?
A.適切な設計、手術、充分なメンテナンスを行われたインプラントは半永久的にもつと言われています。ちなみによしどめ歯科では10年間保証しています。
Q.誰でもできるの?
A.インプラント治療は手術を供なうので、ある程度制限があります。全身疾患(糖尿病等)と骨量・骨質等で難しい場合もあります。事前の診査が重要になってきます。
Q.インプラント治療に年齢制限はありますか?
A.骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的・解剖学的に条件が満たされている限り、どなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の条件はありません。
Q.治療費はどのくらいかかりますか?
A.インプラント治療は自費診療なので保険は適用されません。 インプラントの本数や人工歯の種類、あなたのお口の状態によって異なります。
Q.治療期間はどのくらいかかりますか?
A.顎の骨に埋め込んだインプラントが周囲の骨と結合するのに、個人差がありますが上顎で約 3?4ヶ月、下顎で約2?3ヶ月かかります。 骨とインプラントが結合した後、上に歯を入れるための期間が約2週間かかります。
Q.以前の自分の歯と同じように噛めますか?
A.入れ歯が粘膜に支えられているのに対して、インプラントは顎の骨に支えられています。このために入れ歯につきもののガタつきもないので、入れ歯よりもしっかりと噛めるようになり、見た目にも美しくなります。
Q.糖尿病でも大丈夫ですか?
A.医師の指導のもとに十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。詳しい病状を伝えて下さい。
Q.歯周病でも大丈夫ですか?
A.歯周病にかかっている方はお口の中の衛生状態の悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることはできません。治療と正しい歯みがきを身につけることで歯周病を直し、それからインプラントを入れます。
Q.インプラントの治療後は?
A.インプラントが長持ちするかどうかは、あなた自身が適切なインプラントのお手入れを継続するかにかかっています。インプラント周囲を清潔に保っておかないと顎の骨に炎症が起こり、骨がやせてきて、最後にはインプラントを抜かなくてはならなくなります。天然歯でもきちんとお手入れをし、規則正しく磨かないと失ってしまうのと同じことです。
インプラントについてのQ&A
Q.インプラントの手術は痛いですか?腫れますか?
A.口の中だけの局所麻酔をするので、手術中の痛みはありません。 ただし、麻酔が切れてからは傷口の痛みが全くない訳ではありません。 手術後に痛みや腫れが出る場合がありますが通常はすぐに治まります。
Q.インプラント体は何でできてるの?
A.インプラント体は、チタンの表面にハイドロキシアパタイトを使用したもの(カルシテックHAインプラント)です。
Q.インプラントは安全?
A.手術前の診査、準備、除菌システム等充分な準備で行う処理なので心配はいりません。 現在全世界で成功率は97%ぐらいと言われています。
Q.どのくらいもつの?
A.適切な設計、手術、充分なメンテナンスを行われたインプラントは半永久的にもつと言われています。ちなみによしどめ歯科では10年間保証しています。
Q.誰でもできるの?
A.インプラント治療は手術を供なうので、ある程度制限があります。全身疾患(糖尿病等)と骨量・骨質等で難しい場合もあります。事前の診査が重要になってきます。
Q.インプラント治療に年齢制限はありますか?
A.骨の成長がほぼ終了する最低16歳以上で、医学的・解剖学的に条件が満たされている限り、どなたでもインプラント治療を受けることができます。年齢の条件はありません。
Q.治療費はどのくらいかかりますか?
A.インプラント治療は自費診療なので保険は適用されません。 インプラントの本数や人工歯の種類、あなたのお口の状態によって異なります。
Q.治療期間はどのくらいかかりますか?
A.顎の骨に埋め込んだインプラントが周囲の骨と結合するのに、個人差がありますが上顎で約 3?4ヶ月、下顎で約2?3ヶ月かかります。 骨とインプラントが結合した後、上に歯を入れるための期間が約2週間かかります。
Q.以前の自分の歯と同じように噛めますか?
A.入れ歯が粘膜に支えられているのに対して、インプラントは顎の骨に支えられています。このために入れ歯につきもののガタつきもないので、入れ歯よりもしっかりと噛めるようになり、見た目にも美しくなります。
Q.糖尿病でも大丈夫ですか?
A.医師の指導のもとに十分コントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント手術ができない場合もあります。詳しい病状を伝えて下さい。
Q.歯周病でも大丈夫ですか?
A.歯周病にかかっている方はお口の中の衛生状態の悪い場合が多く、そのままではインプラントを入れることはできません。治療と正しい歯みがきを身につけることで歯周病を直し、それからインプラントを入れます。
Q.インプラントの治療後は?
A.インプラントが長持ちするかどうかは、あなた自身が適切なインプラントのお手入れを継続するかにかかっています。インプラント周囲を清潔に保っておかないと顎の骨に炎症が起こり、骨がやせてきて、最後にはインプラントを抜かなくてはならなくなります。天然歯でもきちんとお手入れをし、規則正しく磨かないと失ってしまうのと同じことです。